今週もジャンプが発売されました。アオのハコ、単行本も重版がかかり絶好調みたいですね。というわけでさっそく18話のネタバレあり感想を書いていきます!
ネタバレ
今週は雛のセンターカラー。タイトルは、頑張れって言って。
前回いろいろな精神的不安からぼーっとしてしまい、足をくじいた雛。今週は、保健室でのシーンからはじまります。前回の内容は、こちらから!
もし痛みが響いたら、と不安だった雛。しかしながら、先生からは特に異常がないと告げられます。すぐに痛みもひくでしょう、と。
大喜に人騒がせ、なんていわれる雛ですが、「仕方ないじゃん、プレッシャーとかでいっぱいいっぱいで、夜も眠れなかったりしたんだから」
そう、少しは愚痴をこぼしたくもなります。
大喜はその不満を受け止めるべくカウンセリングを開始します。
「ほうほう、症状はいつから?」
「こんなカウンセラーはイヤだ」
しかし、結局雛は親のこととか周囲の期待とか、色々と愚痴をこぼすのでした。
それで終わりかと思いきや…
このままじゃ、勝てない人がいるの
そう切り出します。
大喜は当然試合の事だと思っているので、
珍しいじゃん、雛が体操で勝てないとかいうの。と返してしまいます。
審査員がその人の虜で
はぁ
それって演技じゃなくてその人だから得点が入るってことかよ
ムカつくな
ね
ムカつくよね
でもねその人が魅力的なのはすっごくわかるんだよ
圧倒的に華があるのに気取ってなくて努力も欠かさないんだもん
その強者感と言ったら私が逃げたくなるくらいで
完全に千夏先輩の事ですが、どんどん弱気になる雛。
それに対して大喜は―
でも絶対逃げないだろ
雛ってそういうやつじゃん
ほしい時にほしい言葉を、ほしい人がかけてくれる。
ムカつくッ!なんて返す雛ですが、少し顔の陰りが晴れたようでした。
足の痛みもひいて、体育館へ帰る二人。
大喜
がんばれって言ってくれない?
がんばれ
たったそれだけで、雛の心は完全復活。
見事県予選を一位で勝ち抜いたのでした。
匡と「心配して損したなー」なんて言いあう大喜。匡は、「ようやくかって感じだけど…」と一人思っているのがすごい。
「まだまだ魅力あげていくんだから、しっかりみておくように!」
雛の勝負宣言ともとれる発言の意味を、匡と違って大喜はまだ理解していませんでした。
一方、久しぶりの千夏先輩サイド。猪俣家にて。
「そういえば今日整体で蝶野さんと会ったよ」
そう切り出す先輩。
「すごいよね蝶野さん、一年生なのに県大会で優勝するなんて」
大喜は何の気なしにこう返します。
本人は満足してないみたいですけどね
演技内容が完璧じゃなかったとか
全国ではもっと磨きをかけて完璧に踊ってやるって意気込んでましたよ
雛新体操バカだから
以前雛が大喜について言った時と、おなじ評価でした。
これはなんか、メインヒロインと主人公みたいな繋がり方。
先輩も、
ふむ…二人お似合いだよなぁ
少なくとも蝶野さんは
そうなると私って邪魔者…ごめん蝶野さん
バスケのためだから
引退するまでは同居人でいないと
そう一人決心するのでした。
感想&考察
いやー今週も大満足。
まず冒頭、雛大けがじゃなくてよかった。精神的に参ってると何でもないことでもダメージ負いますからね。
そして、つい大喜に先輩の事を打ち明けます。隠してますが。
でも大喜の、ぶつかれ!ってメッセージで自分を取り戻したようです。やっぱり私はこうでなきゃ、って。
そして「がんばれっていって。」
ここ、大喜がなんで?とか不安なの?とか聞かずに、まっすぐがんばれを言うのが良いですね。普段はいじりあう仲だけど、本気の時はちゃんと本気。そのあとの雛の笑顔は完璧でした。
欲を言えば県大会の描写が欲しかったですが、全国にお預けかな。余裕の一位を取る雛でした。
そして。「まだまだ魅力上げる」宣言。
これは先週気づきたくないと思っていた気持ちに区切りをつけて、ようやく向き合って進むことを決めたようです。相変わらず有能すぎる匡君もそう察してますし。
本格的に三角関係になりそうですね。
そして先輩。まず雛の話題を出したのは、特に意味がなかったのか、大喜と話したかったのか、あるいはもっと別の感情か。
あいつ新体操バカだから。のリンクは作者やってますよ。
先輩も、少なくとも蝶野さんは、って、蝶野さんは大喜に好意があるよね、ってことですね。
バスケの為だから、の先輩の顔は色恋感を一切感じさせません。
ただ、引退するまでは同居人でいないと。のセリフが引っ掛かりましたね。
引退するまでは、同居人(という関係)でいないと、という風に僕は取れました。
そしてその前のバスケの為だから、というセリフは、あくまでもバスケの為の同居であって、大喜の近くにいるためではない、という風に取れて。
だから雛にごめんというのは、もちろんあなたの好きは人と同居しているから、というのもそうですが、
有利な立場にいてごめんね、ともかんがえられるかな、と。先輩の性格からして、それを利用することはないだろうし罪悪感があるだろうから、少なくとも卒業するまでは、同居人という関係でいよう。と決意したシーンに僕は思えました。
もちろんただの同居人のまま話が進むわけはないでしょうが、これは千夏先輩と大喜の恋の視点から行くと一つ大きな障害になりそう。
次号は先輩と大喜のところで何か起こるようなので、期待ですね。
というわけで、また来週!
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