はじめに
大学生になったけど、何をやればいいのか。
これは、ほとんどすべての大学生が持つ疑問ではないでしょうか。そしてその疑問を解消するために、サークル、バイト、部活動、インターンシップなど、様々なことに挑戦すると思います。
今回は、同じように「何やろう」と悩んだ、というより現在進行形で悩んでいる僕が、自分の思考を整理する意味もかねて、大学生でやるべきことを綴っていきます。
前置きはこの辺にして、早速どうぞ。
やるべきこと①学習編
学生の本分は勉強だ、とは昔の話、最近そんなことない気もするようになってきましたが、学習する機会が一番与えられるのは、実は大学生かもしれません。学習、という面で、やるべきこと、やりたいことをリストアップしていきます。
資格取得
大学生の勉強で一番多いのがこの資格取得ではないでしょうか。すぐに思い浮かぶものと言えば、
- TOEIC
- 公認会計士
- 宅建
- 行政書士
- 司法書士
などが文系だとあるでしょうか。資格試験は難易度もバラバラですが、中には長い時間をかけなくてはいけないものもあるので、大学生活の軸の一つになる可能性もあります。
ただ、「それを取って何がしたいのか」「時間をかける価値のある資格か」ということは、まず考えるべきではないでしょうか。「せっかく時間かけて取ったのに、何にも使えない…」となってしまうのだけは避けたいです。
ちなみに僕は、二年生で狩猟免許を取得しました。その時の様子はこちらの記事(狩猟免許を取得した話)をご覧ください。
また、今後TOEICとFPを検討しています。取得したら、また記事にしたいと思います。
大学の面白そうな講義
せっかく大学に通っているのに、一年生の僕は講義をほぼ真面目に聞いていませんでした。単位を楽に取れるいわゆる「ラクタン」ばかり探し、すぐそばにある面白い授業をスルーしていました。
大学の講義の中には、受けてみると本当に面白い講義がいくつかあります。そして、そんな授業を受ける人はたいてい面白い人なので、そこから新たなつながり、発見があることも多いです。
大学という場所を、フルに活用することをおすすめします。
教養を学ぶ
例えば、お金の仕組み、古典などの文学作品、ビジネス書など、教養として学ぶことで得られるものがある分野は多いです。一つ目の資格の中にも、教養と関連するものはあります。
教養は身にならない、と切り捨てる人も多いですが、中には本当に面白くてのめりこめるものもありますし、教養が交友関係で役に立つ場面もあることは簡単に想像できるでしょう。
大学生活は、熱中できることがあることが大事です。教養を学ぶことは、人生を豊かにする、というと安っぽく聞こえてしまいますが、その分野から自分が「これを学びたい!」と思えるようなことを見つけられるかもしれません。
特にお金の仕組みに関しては、単なる教養にとどまらず生活していく上で必須レベルの知識にもなってくるので、時間のある大学生の間に一度学んでみることをおススメします。
異文化を学ぶ
僕は二年生の夏に、カナダのトロントへ短期留学しました。(その時のお話はこちらから)結論だけ言うと、非常に有意義な経験でした。それは、自身の知らない文化、生活様式、国柄に触れて刺激を貰えたからです。
留学に行かなくても、海外の方が集まる日本国内の場所へ行くことはできますし、大学で留学生との交流イベントなどもやっていると思います。そのような場所で異文化に触れることは、社会にでて急に海外の方と交流したときに戸惑わないのかな、と感じます。
なにより友達の輪が増えて楽しいですしね!
やるべきこと②娯楽編
続いて大学生のメイントピックともいえる遊びの中で、やるべきことをまとめました。とはいえ、遊びなんて自分のやりたいことを自分の好きなようにやればいい、というのが前提としてあるということは心に留めておいてほしいです。
旅行に行く
僕が強くお勧めしたいのが旅行。特に、一人旅だったり、ツアーパッケージなどではない自分でプランニングする激安(貧乏)旅行。
理由としては、自分で色々と決める喜びを感じつつ、自立する練習にもなり、大学の時にしか(体力のある若い時にしか)できない経験だからです。
僕は、色々な行動には賞味期限があると思っていて、例えば東南アジアのホステスやゲストハウスに何泊もして、思いバックパックを背負って弾丸旅行、なんていうのは若いうちにしかできないと思います。
大学生だからこそ、時間と行動力をフル活用して旅行にたくさん行くのはいいんじゃないでしょうか。
いわゆる「バカなこと」
僕自身はあまりやっていないのですが(笑)これも賞味期限的な考え方からきているもので、例えば終電を逃して飲み明かした、ですとか、100kmくらい歩いてどこかに行った、とか。周りから「そんなバカなことよくやるな」って言われるようなことも、大学生だからこそできる醍醐味の一つだと僕は思っています。
もちろん、人に迷惑をかけるようなことはしてはいけません。僕はまだそこまで多くの「バカなこと」はできていないんですが、クワガタを捕まえるためにオールしたり、流れ星を見るために極寒の夜空の下友達と震えながら何時間も上を見上げたり、一人旅で車中泊をしながら徒然なるままに車を走らせたりして楽しんでいます。
酒、麻雀などは「やってはいけない」のか
大学生で遊ぶというと、この辺りを思い浮かべる人もいると思います。一方で、この辺りに対して「それはどうなんだ」と思う人もいるかと思います。
結局のところ、その人がこれらのことに時間を使うことを「是」とするならば、全然やっても問題ないと思いますね。お酒を馬鹿みたいに飲む、というのも一種の大学生にしかできないことかもしれませんし。
ただ、借金をしたり、飲みすぎて他人に迷惑をかけるのはダメなので、これらをやる中で「節度」を学べると良いと思います。少しは失敗もしながら(笑)
一つだけ、僕はタバコには少し否定的な見方をしていて、理由はかなり損だから、です。タバコ自体の値段もそうですが、将来の医療リスクを考えると、かなーりもったいないと思うんですよね。まだはまっていない人は、気を付けることを個人的にはお勧めしたいです。
ゲーム、アニメ、ネットなどは「やってはいけない」のか
僕はゲームやアニメが大好きで、大学生になっても良くプレイしたり視聴したりしています。ただ、「貴重な大学生の時間をこれに費やして良いのだろうか」と思ったり、「ゲームに課金なんてもったいない、今すぐやめるべき」という考え方を見ることもあります。
個人的には、「それだけにならなければやってもいい」と思っています。これはどんなことにも共通していると思うのですが、例えそれ以外何もいらない、というほど好きなものがあったとしても、多少は他のものにも目を向けたり触れたりすべきだと思います。
ですから、それだけ、他には何もいらない、とならなければ、好きなことを我慢する必要は当然ありませんね。
カラオケ、スキー、ドライブ、ダイビング、キャンプ、ライブ、etc…
娯楽は、結局のところ何をやってもいい、というのが結論です。「これだけはやるべき娯楽」なんてものがあったらそれは娯楽ではありません。
意識してほしいのは、「大学生でやるから楽しいのではないか」「大学生だからこそ、できるのではないか」という視点です。
まあ、個人の「これがやりたい」に基づいて楽しむのが一番であることは、やっぱり変わりないですね。
やるべきこと③お得なサービス編
学生としての最後の段階(例外はありますが)である、大学生。その学生という身分には、お得な割引、特典がたくさんあります。それを活用しないのは、やっぱりもったいないでしょう。ということで、いくつか紹介していきます。
アマゾンプライムstudents
学生が使うお得なものの代表格として名高いいわゆるアマプラの学生版。主な特典としては、
・アマゾンで買ったものが送料無料&最速配達
・プライムビデオが見られる
・プライムミュージックが聴ける
・プライムリーディングが読める
・プライムフォトに写真を保存できる
といったところ。はじめの三つはわかりやすいですし、アプリを入れるだけなのですが、個人的に四つ目が破格。
電子書籍のkindleを入れると、「プライムリーディング」と書いてある本があるのですが、それらが無料で読めます。「人は話し方が九割」などの有名なビジネス書から、話題になった「ぼっち・ざ・ろっく」の漫画一巻、映画化された「余命十年」など気になる作品が無料で読めるのは、かなりありがたいです。
システムがちょっと面倒で、簡単に言うと図書館と同じく、借りられる上限が決まっており(十冊まで)、返却したらまた別のものが借りられる、というもの。ただ、買ったら500~1000/1冊くらいする本が月250円のプライムstudentsに入れば読み放題、というのはコスパ強いなと思います。
それとプライムフォトに関してですが、アプリを入れるとwi-fi環境中に自動でスマホのギャラリーにある写真を保存、保管してくれます。Googleフォトと違い写真は容量の制限がないのが驚きで、沢山写真を撮る人にとっては喉から手が出るほど欲しいのではないでしょうか。
本が好きな人、アニメや映画が好きな人、アマゾンで良く買い物をする人、音楽が好きな人、写真をたくさん撮る人は絶対に使うべきサブスクですね。
大学生協を使う
意外とお得なのがこの大学生協。例えば教科書、資格の参考書、漫画や小説といった本が10%オフで買えたり、旅行が安く行けたり、自動車の運転免許が安く通えたり、レンタカーが安く借りられたり…
色々サービスがあるくせに、あまり大々的に公表していないのがずるいんですよね。うちの大学はなぜか端っこの方にあって隠れてますし。
知っておけばかなりお得なものが色々あるので、一度調べてみることをおススメします!
公共交通機関、公共施設など
これは有名かもしれませんが、例えば鉄道定期は通学定期の方が通勤定期よりかなり安いのでバンバン使うべきです。また、その定期区間内で降りたことのない駅にも、意外と面白いものがあったりするので訪れるのもいいかもしれません。
新幹線や飛行機なども学割が適用できます。ただ使い方が面倒すぎるので僕は使っていませんが。
また、○○大学の学生なら無料、という施設が意外と多く、特に美術館や博物館に多いです。一度大学のHPを調べてみると、「ここ無料で行けるの!」ということがあるかもしれませんよ。
その他学生料金がある施設
基本的に学生料金はどこにでもあります。夢の国、映画館、カラオケなどなど。自分が好きだなと思うところには、安いうちにたくさん通っておくのが良いと思います!
やるべきこと④交流編
大学は、人の繋がりが広がる場。交流をすることは、絶対にやるべきことだと僕は思います。では、どんな交流を広げるべきなのか、それを説明していきますね。
小中高の友達と会う
いきなり大学の交流じゃないじゃん、と思うかもしれませんが、小中高で仲の良い友達がいるのなら、大学に入ってからも絶対に定期的に会うべきです。
そのつながりは、切ってはいけないレベルで大切なものです。大学で新たな交友が増えると疎遠になりがちですが、小中高の友達はその友達としかない思い出、経験がありますし、お酒が飲めるようになってから新たな交友も生まれます。
なるべく小中高の繋がりは切らないようにしましょう。
大学の二大交流広がる場、サークルとゼミ
大学生と言えばサークル、サークルと言えば大学生かコミケだと思いますが、そのくらいサークルは大学生活の中心。
中にはサークルに入らないという人もいれば、何十個も入って訳が分からなくなっている人もいます。
個人的には、体験や見学に行ってみて自分に合いそうだな、と思ったところ2,3に入るのをお勧めします。という自分は一つしか入ってませんが…
ただサークルの交流は、良くも悪くも薄くなりがちなんですよね…(笑)そこから深くなるかどうかは、あなたの行動とサークルの雰囲気次第だと思うので、とりあえず入ってみて、そこからどうするかは決めればいいと思います。極論すぐやめられますしね。
ただ、先輩と繋がれるのは大きいので、できれば何かのサークルには入っておくといいです!
もう一つの「ゼミ」ですが、これは深い交流になることも多いかと思います。ゼミの雰囲気にもよりますが。
やっぱり同じ興味を持って研究しようとするモチベの人が集まると、同じような感覚を持ってる人も多いですし、顔を合わせることも多いので仲良くもなっていきます。
ただこれは簡単にやめられないから真剣に考える必要がありますね。
僕はゼミ選びに悩んで悩みましたが、結果いいところを選べたかなと思います。
申し込みがいつ始まるかだけは、はやめにチェックしておきましょう!
バイト先の人
バイトは疑似的な社会体験ができ、仕事のシミュレーションにもなり得る、かつお金も稼げるのでやることを強くお勧めします。
個人的に、塾講師はあまりお勧めしません。理由は、シフトが柔軟でないこと、いろんな人と関わライこと、時間外労働が多いことです。
それ以外なら何でもいいかな…なるべくいろいろな人と関われて、ちゃんとバイト仲間に学生もいるところがいいと思います。年配の人しかいないところはしんどいです、、(笑)
さて、バイトでの交流の何が良いかというと、先に挙げた通り「色々な人がいる」からです。こいつイライラするなあ、と思う人もいますし、こいつ面白いなあ、という人も、脱サラした人もFIREした人もいたりします。
何十連勤してるんだって人も、たまにしか来ないレアキャラな人もいます。そういうサラダボウルのようなところにいると、自然と自分がどんな人と関わるのが好きかわかってきて、苦手な人と関わるときにはどうすればいいかわかってきます。
まさに社会勉強です。楽しいことばかりではありませんが、やる価値はありますよ。
海外の人
これは知識編で触れた、異文化を学ぶ、のところとで触れたので割愛します。
全くの赤の他人
え、と思うかもしれませんが、本当に全く知らない人との交流も、意外と楽しいものです。例えば、ネット上の人でもいいですし、旅先で知らない人に声をかけてみてもいいですし、バイト先でお客さんに声をかけてみてもいいですし、大学で隣に座った人に声をかけてもいいです。
とにかく、全く知らない人と交流してみること。ハードルは高いですが、こういうことをしているとメンタルブロックが次第になくなって、外交的な側面を身につけることができるようになってきます。
社会に出たときにも役立ちますし、何より明るい方が人からモテます。自分自身もにこやかに、なる気がしています。人によるかもしれませんが…
恋人
多くの人が「やるべきこと」として挙げる恋愛。僕も恋愛は、人生経験の一つとして非常に重要な要素だと思っているので、ぜひやることをおすすめします。
ただ、だからといってマッチングアプリに課金したり、クラブでナンパをすればいいのかというと…それも一つの形ではあるのですが、何かのコミュニティで出会った人と一から関係性を築くという工程も含めて恋愛で、その工程の中にも成長できる要素がたくさんあると思うので、個人的にはそういう恋愛をおすすめしたいです。
終わりに:ToDoリストは大事
色々と大学でやるべきことを綴ってきましたが、結局毎日を充実させることの積み重ねが大事です。
日々「今日は何をやろう」「春休みは何をやろう」「二年生では何をやろう」と考えながら過ごすことが、後悔しない大学生活を送る方法の一つではないでしょうか。
僕も試行錯誤しながらこれからの大学生活を充実させられるように頑張ります。皆さんの大学生活にも、幸あらんことを。
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