アオのハコ81話
前回のお話はこちらから!
早速ジャージを選びにスポーツショップへ行く千夏先輩と大喜。大喜はひとり千夏先輩が色々なスポーツウェアを着ている妄想中。
「大喜君これとかどう?」
そういって千夏先輩が持ってきたのは変な柄のジャージ。
「本気で言ってます?」
と聞く大喜に、本気本気、と答えるも、自分だったら着ないという千夏先輩。
そんなやり取りも楽しくなってしまう大喜です。
すると、よさげなジャージを見つけた大喜。
「これいいかも」
「うん、かっこいいと思う」
その言葉に、即決で決める大喜。
と、千夏先輩もTシャツを買いたくなったようで、試着室へ。大喜は悩んだ末、試着室の前で待つことに。するとそこに、大喜の友人が。
「ぐうぜんだな…女ものの靴?」
試着室の靴で、女子と一緒だとバレてしまう大喜。
「誰にも言わないで退散してやるよ。ただ一つ確認しときたいんだけど、蝶野さん?」
「は?」
それを試着室で聞いていた千夏先輩は、試着して大喜に見せようと思っていた服から再び着替え、
「私はやっぱり今度買おうかな。」
というのでした。
大喜がジャージを買って、二人は次の目的地のカフェへ。
「前に渚といったところなんだけど、そこのアップルパイが私史上一番おいしかったから、大喜君に食べてほしくて」
そういう千夏先輩。
「それなら俺も千夏先輩に食べてほしいものあるので、それも今度行きましょう!」
「うん、行こう」
そんな会話をしながら、カフェへ入る二人でした。
「二名なんですけど…」
と、なんとそこには男バス帰国子女松岡君が。
「ナツー!こんなところで会うなんて運命的だね!ここ座りなよ!」
「ファンくん?え、なんで?二人が一緒に…」
もっともな疑問を持つ松岡くんですが、
「ダメだよナツ、ひとりでカフェは入れないからってファンの子付き添わせちゃ」
と勝手に自己完結。
「一人でもはいれるよ」という千夏先輩の声もスルーして、とにかく座んなよ、と促します。
千夏先輩はそのままお手洗いへ。振り回される大喜でしたが、
―この人ものすごく嫌な人かと思ったけど、空気読めない天然な人なのか?
と思ったりします。ですが、そんなはずもなく、大喜が席に着いた途端に、
「ファンくん、今がチャンスだよ。」
「え?」
「Go Home」
と満面の笑みでいう松岡でした。
感想
アオのハコ改め、黒いハコ、ジャンプではすでに黒子のバスケがはやったのでそのオマージュ作品でしょうか。今回は、というか菖蒲が出てきたあたりからカルピスのような青春ではなくなってきた気がしますが、いかがでしたでしょうか。
松岡くんがあれだけ黒いとは、そんな作風だったっけ?
千夏先輩とのデートはよかったですね。お互いの気持ちも伺えつつ、千夏先輩の切なさも感じつつ。あれがつづけばあだち充なのに。なんであんなキャラを?
今からでもタイトル替えましょう。
次のお話はこちらから。
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