第一話
※こちらはガッシュ2のネタバレ記事となっています。初代金色のガッシュを未読の方は、まずはそちらからぜひご覧ください!初代ガッシュの内容は、こちらで紹介しています。
冒頭、二人の魔物の子どもと赤ん坊、そして小さな子犬が、何者かに追われるシーンから始まります。それぞれ、ゼリィ、ジギー、オルモ、ミッピ。
一方、追っている側の魔物の二人組は、過去作のテッド、チェリッシュ、レインなどを圧倒的な力で倒してしまったほどの強敵のようです。何とか抵抗しようと、ジギーと言う魔物がチェリッシュの技を使います。しかし、相手はなぜか前作の主人公、ガッシュの「ラシルド」を使い、その攻撃を跳ね返します。
子どもたちはもうボロボロで、立ち上がる気力もありません。特にジギーと言う魔物は、今にも息絶えそうでした。その時、ジギーがある装置を発動します。それは、過去作で「ファウード」を人間界に召喚した装置でした。その装置が作動し、子どもたちは光に包まれるのでした。
目が覚めると、ゼリィらは人間界にいました。死んでしまったジギーを埋葬すると、たった一つの手がかり、「キヨマロという人間を探せ」を信じ、痛みをこらえながら歩くゼリィ達。
しかし、一向に見つからないまま。ついには騙されて強制労働させられそうになったところ、魔界でゼリィ達を負っていた魔物たちが現れました。
「逃げるのはやめたのか!?」
「戦うよ…どれだけ泣いても、もう、テッドも!チェリッシュも!レインも!ジギーも!王様だって死んじゃった!!」
ゼリィから衝撃の発言。なんと、過去作で魔界の王となったはずのガッシュが、死んでしまったというのです。
「オルモを守ることができるのは!私しかいないんだもん!」
そう立ち向かうものの、力の差は歴然。絶体絶命かに思われたその時―
「ホラ!こっち!清磨があいつを引き留めてるうちに逃げるんだ!」
突然現れたのは、町で出会ったお姉さん。その時は清磨なんて知らない、と言っていましたが、、
「もう子供を預かる余裕なんてないって言ったんだよ!でも、化け物みたいな赤ん坊抱いて探し回ってるって言ったら目の色が変わったのさ。なんとしても合わせろって!」
ボロボロになったゼリィの視界には、魔界の王であるガッシュのパートナー、清磨の姿が映るのでした。
感想
個人的にもう一つと並んで、最も好きなマンガである金色のガッシュ。過去作はその手に汗握る熱いバトル、涙なしには読めない感動的なストーリーが最高でした。そして今回、その続編が登場するということで、もう興奮は最高潮。
しかし、冒頭から不穏な展開を見せるガッシュ2。テッドやチェリッシュが死んだ?あの圧倒的な強さを誇ったレインも?そして、ガッシュが死んだ、そんなわけ…
絵のタッチは多少変わりつつも、「懐かしいなあ」と思わせてくれる雷句先生。また熱い戦いを期待しております!本当に。
このような、ヒットした作品のアフターストーリーと言うのは、どうしてもこけてしまう傾向にあります。そのようなことにならないか、と言う不安はありますが、信じてついていきたいと思います。
そして最後の清磨登場には、やはり目頭が熱くなりましたね。大人びて、けれどもあの頃のまま、誰かのために体を張る姿。カッコイイ、憧れです。
次のお話も、期待しています!
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