金色のガッシュネタバレ、感想
前回のお話はこちらから!(金色のガッシュ2 第八話)
前回間一髪、キャンチョメの危機に滑り込んだフォルゴレ。
「お前何者だ!」
「ハハハイタリアの英雄、パルコフォルゴレさ!!」
何度も聞いたセリフ、それを堂々と告げるフォルゴレ。しかし、体が痛むよう。少しだけ衰えを感じます。
キャンチョメも名乗りますが、地面に倒れたままで、思わず「キャンチョメ、風前の灯火だな…」と思うフォルゴレ。
それにつられたのか相手も名乗ります。
「私の名前はレビージンク!獣王レビージンク!」
相手のペア、少女の方がそう名乗ります。
もう一人が倒れていたので、レビーはサイフォジオを発動し名乗らせます。
「俺の名前は鼻毛ブー!ニーハオ剛毛鼻毛ブーだ!」
どんな名前やねん。
笑みをこらえられないフォルゴレとキャンチョメ。そんなフォルゴレに、ゴーザ(レビーの髪から生まれた動物のような魔物?)が攻撃します。
一瞬で吹っ飛ぶフォルゴレ。しかし、キャンチョメはあれをやります。
「鉄のフォルゴレ~無敵フォルゴレ~」
すぐさま立ち上がるフォルゴレ。
「どういうこと?なんであいつらサイフォジオを持ってるの?」
流石に戸惑う相手。
「もう一度やってみないか?」
「そうね」
まるでガッシュと清磨を見ているよう。
「ゴーザ!」とまた吹っ飛ぶフォルゴレ。
「てつのーフォルゴレー無敵フォルゴレー」
ボロボロになりながらなんとか立ち上がるフォルゴレ。
大したものだ、と感心する敵。流石に危険を感じ、そのすきをついて逃げる二人でした。
二人は病院へ逃げ込みます。道中でティオやガッシュのことを聞くフォルゴレですが、キャンチョメは「死んじゃったかも…しれなくて…」と涙ながらに語りました。
さて、病院で簡易的な治療を受けた二人。
「さあ、本はどこかなキャンチョメ!奴らがきたらシン・ポルクで一網打尽だ!」
「本は無いんだ…シンポルクも他の術も、全部あいつらの一味に奪われちゃったんだ。どうしたんだいフォルゴレ、ものすごい汗だよ」
フォルゴレは本があると思い込んでいたようです。
と、そこに奴らが。病院にゴーザが入り込み、院内をめちゃくちゃにします。
「おい、こっちの生物にはあまり手を出すなと言われてたろ?」
「さあ、やってるのはゴーザだから。それに、私は獣の王であって人間の王じゃないの」
なにやら含みのある話です。
「ああ、そうだな、その通りだ」
そして、ゴーザはいまにも幼い子どもを食らおうとしていました。
「鉄のーーーフォルゴレ!!」
「キャンチョメ!怖がることなんてないぞ!お前の隣には誰がいる!?ガッシュが居なくても!ティオが居なくても!術がとられても!本がなかろうとも関係ない!お前には!!」
「キャンチョメの無敵のパートナー!パルコフォルゴレ様がついてるんだぜ!!」
その姿はまさに英雄でした。
「それに、ガッシュやティオたちも死んだかどうかわからないのだろ?だったら生きてる!二人ともフォルゴレ様の次に最強だったぞ!キャンチョメの家族もきっと生きてる!フォルゴレ様が、取り戻す!!」
かっこいい。かっこよすぎる。
そういって果敢に立ち向かうフォルゴレ。
「意外と手間取っているな、ドルク使うか?」
「いやいらないわ。こっちの子にも手伝ってもらいましょう。」
そういうとレビーは、二体目の獣を召喚します。
絶望するフォルゴレ。対照的に、キャンチョメの心には、何かがともっています。
―一人で逃げていた時は怖いだけだったのに。闘っても死んでしまうだけだと思っていたのに。あいつらから魔界を取り戻そうって気持ちになってる。フォルゴレの隣に立って、僕は…
その時、フォルゴレの前に、一冊の本が舞い降ります。
「フォルゴレ。一緒に戦ってくれるかい?」
「もちろんだ、キャンチョメ!」
「ゴーザ、ハイロス、その本と光に警戒はいらないわ!早く倒しなさい!」
「ヌオヴァ・パジーナ(新しいページ)ヌオヴァ・インカテーシモ(新しい呪文)!」
「モ・ポルク!!!」
キャンチョメの新呪文が発動しました。
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