週刊少年ジャンプ アオのハコ 最新話 いよいよインハイ! 22話 感想ネタバレ解説!

アオのハコ

今週もジャンプが発売されましたね。というわけで、さっそくアオのハコ最新話について語っていきます。

前回のお話はこちらから。

それでは、どうぞ!

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22話

千夏先輩のセンターカラー。カラー絵はまだ練習中かと思われますね。色合いが微妙。

さて、まず冒頭。

6:30にアラームで起きる千夏先輩。一度起きて、枕に顔をうずめて。大会当日、緊張が伝わってきます。

「行こう」と一つ気合を入れ、再び起き上がり。

すっかり慣れた猪俣家の庭では、大喜がラジオ体操をしていました。

健康的だね

千夏先輩!おはようございます!なんかじっとしてられなくて

もっと緊張とかしてガチガチになると思ったんですけど、いざ当日になってみると楽しみで!

その大喜の言葉にハッと先輩。「楽しむこと」を思い出せたのでしょうか。

「私もやる」と一緒にラジオ体操をするのでした。

当初からは考えられないほど自然に会話しながら、体操する二人。

千夏先輩の決勝と、大喜のシングルスが明日に迫っています。

もう明日だよ

そういう先輩の表情は、楽しそうで、それでいて強さを感じます。

何かを考える大喜。

あの…千夏先輩。明日が終わったら、一つ質問していいですか

それは前回の話の、からあげの下りの真意を知りたい、ということ。

今じゃなく?

はい

わかった。 代わりに今質問してもいい?バド部って、応援の掛け声とかあったりするの?

「一本っ」とか?

一本か…

と、先輩は少し考えて。

大喜、一本!

最高級の破壊力を持ったその笑顔に、大喜の心臓は跳ね上がるのでした。

さて、試合会場。大喜たちは今日はダブルスの試合です。針生先輩と観客席でだべっていると、あの強豪選手がコートへ現れます。

佐知川高校―兵藤君、館山君

そう。針生先輩が全敗しているという、あの兵藤選手のダブルスの試合です。

一目プレーを見ただけで、レベルが違うと評するほかのプレーヤー。

針生先輩も、「技術、センス、フィジカル、スピードどれを取っても一流だといいます。そんな中、大喜はというと。

「うわっそっち打つのか、俺なら逆いってるな」

「あー!もったいない、浮いちゃってる。」と、イメージトレーニング。

針生先輩は「口で言うのは簡単だよなぁ」なんて揶揄いますが、大喜がやる気なのを見て満足気です。

ライバルの試合を見て気持ちの準備は万端だと、アップへ向かう大喜たち。その途中、大喜はベンチで寝ている一人の選手を見かけます。さらに、ポケットから財布が落ちていました。このままではまずいと声をかける大喜。

その人物は「これはご親切に」と起き上がり、大喜はさっさとアップへ行ったのでその場はそれでおしまい。

しかし、その人物の背中には、「佐知川」の文字。

―親切な人だったな…

―けど、優しい人って、バドに向かないんだよな

と、その寝坊助「遊佐」くんが一人ごつところで、22話は終了しました。

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感想

よっしゃ!試合だ試合だ!と本誌をめくって。あれ?というのが今回のお話。まだ始まりませんでした。残念。

まず冒頭、ラジオ体操千夏先輩が可愛い。そして、大喜、一本!が可愛い。

そうです、このマンガは千夏先輩の可愛さが魅力の一つであり、一話に一度とはいかなくても、定期的にあのようなシーンを入れるだけで効果的だと思います。ほかのラブコメとかであのようなシーンを入れると、どうしても安っぽくなってしまいがちですが、絵の質と相まって素晴らしい効果が出ていると思います。

一方大喜は、やっぱり唐揚げの「蝶野さんが羨ましかったから」は気になっていたようです。それ聞いたらもう告白とほぼ同じじゃない?前回の決意はどうした?とも思いましたが、まあ、気になるんだよな、しかたないか…

そして兵藤さんのご登場。見るからにイカツイ。なんで青春ラブストーリーで男のキャラのほうが増えていくんですかね?まあ、しゃーないんですけど。それなら前の千夏先輩試合の時に、籠原のライバル的なキャラを一人くらい出してもよかった気がします。

さて、見るからに格上相手でも燃える大喜。この辺は期待高まります。どこまでやってくれるのでしょうか。針生先輩も勝ったことないようですし、普通にやったら絶対負けると思うのですが、果たして。

そして最後に、さらに新男キャラ登場。正直、今までで一番ビジュアルが良かったです。カッコいいというのももちろんなのですが、いい意味で描き味が違うというか、顔が全然違うなーと見ていて思えるキャラクターに。これはうまいなと思いました。女の子もこのくらい差別化してるといいんだけど。

一方、え、ちょっと待ってよ、ライバル増えすぎでしょ?あの千夏先輩の連絡先のやつ、捨てられたの?ってか、あいつ必要だった?と思ってしまいます。出すにしても一気に出してほしいよ、と。普通のスポーツマンガだったら、一話で10人くらいあるいは10チームくらいライバル一気に紹介しますから。西の強豪~、堅守が有名な~、今大会ダークホース~、みたいな。キャラを持て余しているような気もしました。そんなに多くないのに。

ただ、これは個人的意見ですが、試合だ!と思ってまだ試合をせず、さらに新ライバル増やしてみて、アンケートがどうなるか見ているような気もするんですよね。要は、「読者は熱いスポーツ展開を望んでいるか」「カッコいい男子をだすと女性票は上がるか」という視点。ここで上がるあるいはキープならバド描写ガッツリ、下がるようなら恋愛に重点を置く、みたいな。

もちろん想像にすぎません。個人の感想です。ただ、終わりまで、とはいかなくても、先々の展開を決めているのであれば変なテコ入れはせずに進めてほしい、という願望がこの作品に対しては特にあります。読者のために守りに入ってほしくない…まあ勝手な言いがかりですけど。

とにかく、本気で頑張る姿があるからこそ生きる恋愛描写というのもたくさんあると思うので、スポーツも期待しています。雛と千夏先輩のも。

というわけで、また来週。

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