週刊少年ジャンプ アオのハコ 最新話 38話 ネタバレあり感想考察まとめ

アオのハコ

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38話「人たらし」

まだ星の見える早朝、一人IHへ発つ千夏先輩。

「千夏先輩!忘れ物です!」

そこに、財布を届けに来た大喜。

「えっ、あ、ありがとう」

「いえいえ、ランニングついでなので」

IHへ向かう先輩に、何か言わないと、と思う大喜。ですが、「頑張れ」「相手も同じ高校生です」などはしっくりと来ないよう。

「…そういえば、千夏先輩ミサンガ切れてないんですね」

「そうなんだよね。IH行けますように、ってお願いだったんだけど。」

「じゃあ追加でお願いしましょう。」

「千夏先輩がケガ一つなく、今までの練習の成果を遺憾なく発揮しかっこよく勝利をおさめますように。」

「乗せすぎじゃない?」

「IH出場を切らずにかなえたんですし、このくらいいけますよ。パワー送っておくので!」

そういいながら、念を送るように手をミサンガに向ける大喜。

「パワー感じないなぁ」

「直接ちょーだい」

千夏先輩は、そういってハイタッチを求めたのでした。

それに「ファイトです!」と応える大喜。

すると、ハイタッチした手をじっと見つめた先輩は、

「大喜くんって、結構人たらしだよね。じゃあ行くね。」

と去っていったのでした。

大喜は、思わず心の中で、「あんたが言うんかい!」と突っ込みます。

場面変わって体育館。

その話を匡にすると、「どっちもどっちだけどな」と言われるのでした。

すると、匡くんがさらに衝撃の事実を告げます。

「女バスの一年の子から聞いたんだけど、大喜と蝶野さんが二人で花火大会行ったの、女バスグループが目撃してたらしいよ。千夏先輩も知ってると思う。」

「えっ…」

―ん、ちょっと待てよ、俺先輩に噓ついてることになってる!?

皆で行くと言ったのに、雛と二人で行っていると思われてしまったことを知る大喜。

ですが、「練習しよ。今はそれ以上にやることあるし」と、すぐに切り替えます。

今はバドを頑張る、という気持ちが表れていました。

と、そのときすれ違いざまに雛とぶつかります。「あ、ごめん」とだけ言う雛。

IH直前の集中している様子に、大喜たちもあえて何も言いません。

さて、さらにもう一人IHへ行く針生先輩は、IH会場が隣の県であることが不服な様子。

しかしその気迫はすさまじく、そんな先輩に大喜は向かっていくのでした。

そして針生先輩のIH当日。大喜は会場に足を運んでおり、佐知川高校の遊佐君を見かけます。

大敗を喫したあの時を思い出す大喜。

そのとき、「あれ?いのまたたいき君?」

そう声をかけてきたのは、針生先輩の彼女、花恋さんでした。

「ちょうどよかった!今ね、ちーと電話してたの!かわる?」

そう、スマホを差し出されるのでした。

38話感想

いよいよそれぞれのIHが始まります。

今回は、その前の前日譚的なお話でした。

まず千夏先輩サイドは、数話前から少しずつ千夏先輩の人間らしさが描かれ始めてていてとてもいいですね。

ハイタッチなどは年相応の振る舞いで、まさに「アオのハコ」という感じでした。

ミサンガが今後の話にどう組み込まれていくかも気になるところです。個人的には大会でも切れないと思います。

流石に優勝はしないと思いますが、先輩のバスケシーンが見たいです。

さて雛はほぼ登場しませんでしたが、一人IHに向け準備万端の様子。夏祭りでは少し可哀そうな扱いを受けていたので、今後も健気に頑張ってほしいです。

そして、匡くんは相変わらずの読者の気持ち。大喜に千夏先輩が勘違いしてるであろうことをすぐ気づかせる、非の打ち所がない完璧ムーブです。逆に引きます。

針生先輩の結果も気になるところで、それぞれ丁寧にやってほしいくらい魅力的なキャラです。が、おそらくあっさりと流されることでしょう…

次回はいよいよIH本番!決戦の幕が上がります!

というわけで、また次週。

次のお話はこちらから!

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