金色のガッシュ2 第7話 ネタバレ、感想内容まとめ 決着の初陣。

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金色のガッシュ2 7話

前回のお話はこちらから!金色のガッシュ2 6話

「なぜだ、なぜおまえたちが立っている!?ワイグのすべてをかけた攻撃だぞ!?」

「おのれ―ならば俺が…」

「ダメだ!力もお前も、無駄遣いは許さん!」

ギルがなお戦おうとしたとき、どこからか響いた声により、ギルは消えてしまいました。

「くそ、くそお!許さなねえからな!俺が必ず倒すからなー!」

それを最後に、どこかへと消えるギルでした。

「乗り切った、か…ふう。」

「ぬおおオオオ!清磨ー!!会いたかったぞ!会いたかったぞーーー!」

終わるや否や、清磨に抱き着くガッシュ。

「苦しい、離れ…」

「よくぞ…よくぞいてくれた…変わらぬ姿で…昔と同じ、頼れる姿で…よくぞ…よくぞ…」

そう言いながら、涙をこぼすガッシュでした。

場面は変わり、清磨とザハラは再び魔本の部屋へ。

「ダメもとで試してみるか…」

と言いながら、赤い本のページを一枚破り、石の魔本に近づけます。すると、その本は、元の魔本に戻るのでした。戻った本から一枚破り、新しい本をもとに戻す作業を繰り返します。すると、元に戻った本たちはどこかへと飛び去って行くのでした。

「あとはこのミイラだけど、観光の目玉にならないかな?」

「なるけど、またあんな化け物がこれ目当てできたら嫌だよ~」

「だよなあ。迷惑になるかもしれないけど、頼んでみるか!」

そういって清磨が連絡したのは、「APOLLO GENESIS」というところでした。

再び場面は変わり、休息を経て回復したガッシュは孤児院でみんなと食事をとります。

「なあガッシュ、お前のその体は、本当の体なのか?」

「ご飯も美味しく食べられるが、自分の体でないことは確かだ。借り物の体というところかの。」

「あの石の本やミイラのことは、ガッシュは知ってたんだよな?」

「ウヌ。王を継いだものに伝えられる伝承であった。その時にわが身を犠牲にしてたくさんの魔物を救う術も受け継いだのだ。」

そこまで語ると、突然固まるガッシュ。

「ぬう…ザハラ殿、ぶりはないかのう?」

―お前…

「海の魚は大きな街の市場じゃないとないかな?」

「ウヌ!贅沢であった。これらもみな美味しいぞ!」

「うんうん、いい子だね。」

「王様なんだよ!」

「ほんとうかい?まだ十代半ばだろ?王子じゃなくて?」

「ヌゥ、これでも私は19歳になったのだ。」

「19歳!?14歳くらいだと思ったぞ。」

「魔物の成長の仕方は種族によってそれぞれだ。ただ、ゼオンは私に比べると大人っぽくなっておる、身長も高い…なぜ私は背が伸びぬのだ?」

いいながら、ご飯をモリモリ食べるガッシュ。

「そうだ、ゼオンは?他の魔物たちは大丈夫なのか?」

「ゼオンは敵の本拠地に向かい、行方が分からぬ。他のものも、最後の術で救ったがそれにも限界がある。」

「テッドは?チェリッシュやレインは?テッドハウスのみんなは!?」

「テッドたちは大丈夫だ、動けぬ状態であるが命はつないだ。だが、他のものはどれだけ救えたか…」

「大丈夫だ。ブラゴやアシュロンたち、術なしでも簡単にやられる彼らじゃない。お前ひとりで背負いすぎるな。」

「ウヌ。ありがとう清磨。」

その後、ガッシュたちはジギーの墓参りをします。

「ガッシュ、敵は一体何者なんだ?」

「まだはっきりとした正体はわからぬ。ただ、我々はほぼすべての術を奪われた。私の「バオウザケルガ」もだ」

―――――――

「ベリアル!それをよこせ!バオウがあれば負けなかった!下級術の瓶でなければ、ガッシュたちに敗けなかったんだ!」

「活きがいいな、俺が誰かを忘れたか?」

そういうと、ベリアルと呼ばれた人物はギルの体を攻撃します。

ワイグが…やられたんだぞ…」

「あれはもともと死んでいたものだ。お前も、だろ?」

「これほどの力を誰がお前に与えるか?」

そういうと、不敵なまなざしをのぞかせるのでした。

一週間後。清磨たちは、発見した遺跡を村の観光名所とし、たくさんの人に仕事を与えて財政を整えました。そして、その村を出ることを決めます。

村の人々に慕われる清磨を見て、ガッシュは一人涙をこらえます。

―ここには日常があるのう。私はこれを取り戻すのだ。これを取り戻すためなら、なんだってできるぞ。

去り際、清磨はとある人物に声を掛けられます。

「お、お前に本で見たやつだな。まだあの本持ってるか?っはは、さすがにないか。」

その人物はアイスクリームをなめながら、どこかへ行ってしまいました。

―あいつ誰だっけ?

ザハラとも別れを済ませ、旅立つ清磨たち。

「ありがとね教授。あの遺跡の責任者に指名してくれて。こういうところ信頼できるんだよなー。ついていってよかったよ!もうあの化け物との戦いはごめんだけどね。」

ザハラは、自身の部屋に魔本が置かれていることに気づいていませんでした。

移動中の車で、今後のことを話すガッシュたち。

「にしても仲間が欲しいなあ。やっぱりいないのか、他に動けそうな魔物。」

「あ!一人だけ無事がわかってる魔物がおるぞ。」

「誰だ!?ブラゴか?ウォンレイか?ダニー?ウマゴン?アシュロン?」

「…真っ先に逃げたものだ。」

「………」

「………」

「キャンチョメ」

―――

「ちーっちちっちおっぱーい、ぼいんぼい~ん!」

イタリア、ミラノ。

「ここね。逃げ出した魔物がいる街は。」

「ギルとワイグは失敗しちゃったようだから、私たちが挽回しないとね。」

キャンチョメ(とイタリアの英雄)に、魔の手が忍び寄っていました。

次のお話はこちらから!

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