はじめに
みなさんは、おてつたびという言葉をご存じでしょうか。最近話題の新しい旅行、働き方の形で、コンセプトは「おてつだいをしながら、知らない地域を旅する」というもの。
今回は、そのおてつたびを実際に体験してきた僕が、本音のレビューをしていきます。おてつたびに興味はあるけど、どうなんだろうと悩んでいる人、おてつたびの話を聞いてみたい人はぜひ読んでみてください!
僕の個人的な旅行の記録は、こちらからどうぞ!
おてつたびレビュー:準備編
探す方法は?
まずおてつたびに参加するためには、スマホアプリを入れるのが便利です。サイト上でも登録できると思うので、アプリを使うのが嫌な人はそちらでやってみましょう。(おてつたびサイト)
どちらも、さまざまな募集が載っていると思うので、その中から興味のあるものを選択し、詳細を確認します。
募集は長期のものから、週末だけのものまでさまざまだったので、個人の予定に合わせやすいと感じました。
ただおてつたびはこの「おてつたび先選び」が非常に重要です。最初に「おてつだいしながら旅をする」がコンセプトだと書きましたが、中には「ほとんどの時間がお手伝いに充てられ、旅に時間がとれない」というタイプのおてつたびもあります。
個人的には、そのタイプに参加するならリゾートバイトと変わらないので、おてつたびを選ぶ必要はないかな、と感じてしまいます。
どんなおてつたびがおすすめ?
個人的に注目すべきポイントを以下にまとめます
- 期間:自分の予定に会うものにすること
- 労働時間:市内ツアー日有、午後は完全フリーなど、旅をする時間が設けられているものがおすすめ
- 募集人数:複数人だとおてつたび仲間同士の出会いがあります。一人だけのものもあるので好みで!
- アクセス:通うことができる場所か、送迎などはあるかはしっかりチェック
- 参加者レビュー:ここが一番の見極め。楽しいおてつたびなら高評価のものが多いです
- 仕事内容:力仕事もあるのでしっかりチェック
- 食事:せっかく働いても食費で使ってしまうと意味がないので、できれば朝昼夜全てまかないだと○
- 場所:自分が行きたい場所かどうかチェック!
- 宿泊:相部屋か、ホテルの一室か、お風呂はどうか、など住む場所も大事です!
- その他:Wi-Fi完備、ランドリーアリなどは細かく書いてあるので、自分が気になるところをチェック!
これらをチェックして、いざ申し込みましょう!
準備してみての感想
個人的には、UI(アプリなどの使いやすさ)や申し込むうえで知りたい情報などはかなり事細かに載っていると感じました。準備に関してはとても好印象です。
また、おてつたびのラインナップもかなりバリエーションに富んでいて、農業、ホテル、課題解決、空き家問題、アクティビティ……などなど、とにかくたくさんありました。時期が合わないと参加できないという難しさはありますが、それでも非常に魅力的だと思いました。
総合的に見て、かなり良いと思います。
おてつたびレビュー:申し込み編
おてつたび先が決まったら、いよいよ申し込みに移ります。申し込み後のキャンセルは原則できず、もしキャンセルすると今後の応募選考に影響が出てしまうこともあるので気を付けましょう。
申し込みは普通に申し込みボタンをクリックすれば確認画面が出て完了となるので、そこまで難しくはないですね。
人気なおてつたびは、抽選や選考があるのでしばらく待ち、応募完了の連絡が来たらめでたく決定となります。
応募が決定したら、おてつたびから参加に必要な持ち物リストや注意点、勤怠登録の方法などが揃った資料が送られてくるので目を通すようにしましょう。
また、おてつたび先の人と連絡が取れるようになります。こちらも挨拶を忘れないようにしましょう。
感想
持ち物なども詳しく送られてとても好感でした。ただ、チャットは現地で不通に働いている方と行うのでかなりレスポンスが悪く、そこはおてつたびが介入したり何らかの方法で改善してほしいと思いました。
また、一緒に行く人と事前に顔合わせや挨拶をすることはできないので、そこもちょっと残念です。現地で会うワクワク感は良いのですが、他にどんな人が参加するかは少し気になりました。
おてつたびレビュー:いざ参加編!
僕が参加したおてつたびの内容
僕が参加したのは廃校を宿泊施設にリノベーションした施設のおてつたびでした。初日は移動日、二日目には市の職員の方による市内ツアーがあり、三日目から最終日の五日目まで午前中はお手伝い、午後は少しお手伝いをする日もありましたが基本フリー。
理想的な日程でした。仕事内容は、薪割り、清掃、障子はりなど。色々とやりました。参加者は僕の他に四人。
宿泊は相部屋で、ご飯は全てまかない!素敵すぎますね。
参加した感想
結論から言うと、とても有意義で楽しいものとなりました。
現地までの交通費を差し引いてもお手伝いをした分で収支はプラスになり、現地であったおてつたび仲間、地元の方々との交流も短い時間ながらとても密なもので大満足。
食事は美味しく、部屋も快適。特に不満は無し。
なにより市内ツアーや午後のフリータイムなどでかなり良くしていただいて、最高のおてつたびを体験することができたと思います。
ただ、他のおてつたび仲間が、「これは最高レベル」というようなことを言っていて、他のおてつたびではもっと仕事が大変だったり、交流する場が少なかったり、観光の時間が少なかったり、、といったことがあるよう。
つまり、「どれだけ楽しいかは、かなりおてつたび先によって変わってくる」ということだと思います。
個人的には今回のおてつたびがとても素晴らしかったのでまた参加したいと強く思いました。
ただあくまでもただの旅行ではなくお手伝いをすることは念頭に置いておくひつようがありますね。
また、現地の人との交流などがあまり好きではない、という人もおてつたびは向いていないかもしれません。得意不得意は置いておいて、積極的なコミュニケーションが求められるとは思いました。
総合的に、とても楽しく貴重な経験でしたが、全てのおてつたびがそうではないな、とも感じました。ただ、知らない地域に行って、知らない人と会って、珍しい体験をできることは間違いないので、そういうのが好きな人は、普通のリゾートバイトよりも何十倍も素敵なものになるのではないでしょうか。
終わりに
というわけで今回は、僕が参加したおてつたびの感想をまとめてみました。
もし参加するか悩んでいる人は、この記事を参考にしつつ、ぜひ一度飛び込んでみることをおススメします。新しい景色が待っていると思いますよ。
それではまた!
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