今週も週刊少年ジャンプ発売されました。推しの「アメノフル」終わってしまってショックですが…アオのハコ、ネタバレアンド感想を書いていきます。
前回のおさらいはこちらから!
20話ネタバレ
ついに始まった女子バスケ部のインターハイ県予選。
体育館に女バスがいないカットから、いきなり千夏先輩がドリブルしているシーンに入ります。
チームメイトからパスを受け取ると、そのままシュートしてゴールを決める千夏先輩。その日の試合は、20点以上の差をつけて勝利しました。
仲間と勝利をたたえ合うも、当然目標は初戦の勝利ではありません。
隣のコートで試合をしていた、昨年決勝で千夏先輩たちが負けた籠原学園も、勝利を収めたようでした。
そして試合後。千夏先輩とチームメイトの一人、渚(おそら名前初登場?)は、偶然籠原学園がミーティングしているのを見かけます。
10番が鹿野さんか
大したことないですね
以前練習試合した時からあまり成長していない印象ですし私がつけば問題ないかと
正直期待外れです
ビデオの映像を見ながら、そう千夏先輩のことを評するのでした。
渚はそれに食ってかかろうとしますが、千夏先輩が止めます。
「当たるかもしれない学校の偵察するのなんて当然だしそれを観て何を思おうが相手の勝手だよ」
渚は納得いっていない様子でしたが、その場はそれで終わってしまいました。
一方今日も体育館で針生先輩と試合をする大喜。しかしながら、今日もストレートで負けてしまいます。
残念だったなこれで今月13戦0勝
良いアップになったわ
いまだ針生先輩の壁は厚いよう。
そこへ試合を終えて体育館に女バスが戻ってきます。大喜は勝ったはずなのに浮かない顔の千夏先輩を見かけ、疑問を抱きます。
そして偶然、女バス部員が先ほどの籠原学園のことを話しているのを聞いてしまいました。
私が千夏ならもっと怒ってるよ!
ちょーっと試合見ただけで大したことない、成長してないとか。
私たちは知ってるわけじゃん、千夏の家のこと
その話を聞いて先輩の浮かない顔に納得がいった大喜。と、タイミングよく千夏先輩が大喜のもとへ現れました。
しー
渚たちに聞こえちゃうから
―いいチームメイトでしょ
渚がいわれたわけじゃないのにね
なんて、余裕の表情でそういう千夏先輩。
それに対して大喜は、何か声をかけようとこう言います。
気にすることないですよ
他人がどう言おうとチームメイトの方々は
千夏先輩が努力してきたことも知ってるし
だから―
が。
やだ気にする
気にしてそして勝つの
私が決勝戦で活躍して勝てば二度とそんな風には言わないでしょ?
籠原が私のプレーを見てそう思ったのは事実だし
だったらプレーで
実力見せつけるしかないんだよね
いいながら髪を束ねる先輩に、大喜は素直にかっこよさを感じました。
千夏先輩も雛もそれぞれの形で勝つことに執着してて―
そう一人静かに思うのでした。
そしてラスト。
おいまじかよ
大喜が針生から1ゲームとったぞ!
ついに、一ゲームとる大喜でした。
感想
今回はまずまずでした。まずよかったところは、強敵籠原学園のカット、それに対する先輩の決意の描写。
静かに燃える感じが先輩のキャラにあっていてとてもよかったです。
また新キャラ渚さんの登場。こっちは名前が出てきたばかりであまり性格はつかめていません。
一方大喜は、やはり千夏先輩の言葉が力となり、ついに針生先輩からワンゲームとりました。雛…と思わなくもないですが、展開としてはいいですね。予選に向けて助走をしっかりとれています。
一方、スポーツ描写はもう少し頑張ってほしいと思いました。さすがにラブコメではなく青春スポーツマンガとして売っているのですから、まだ相手が強敵ではないとはいえスポーツ描写をおろそかにしすぎな気が…
もう人気も出てきていますし、守ってばかりいないで一話丸まるスポーツ描写に充ててもいいと思います。もちろん、その描写が―スラムダンクとかメジャー程とはいかなくても、納得できる「熱い」ものであるという条件は必要ですが。少しそういう描写が苦手なんじゃないかと勘繰ってしまいますよね。
また、キャラクターの描写ももう少しアクセントが欲しいかなーと。千夏先輩の可愛さは文句ないのですが、ほかのキャラがワンパターンだったり、ヤバいくらいのなで肩だったり、ところどころひっかかることも。
最初期や読み切りの時のしびれるような画力にこちらが慣れてしまったのかもしれませんが、ここからは特に話の勝負になってくると思います。まだまだ上を目指せるポテンシャルを秘めた作品だけに、さらに期待してしまいますね。
それではまた来週!新連載アメノフルよりつまらなかったら許さない!泣
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