ヘブンバーンズレッドは面白い?始めようか迷っている人へ、魅力やプレイした感想、レビュー

ゲーム

今回は、期待の新作スマホゲーム「ヘブンバーンズレッド」をプレイした感想を正直にレビューしていきます。

システム、容量、ストーリーなどに触れていきますので、プレイしようか迷っている人は、ぜひご参考ください。

ゲームの概要

ヘブンバーンズレッドは、『泣きゲーといえば』で知られる「CLANNAD」「Angel Beats!」「Summar Pocket」などを手掛けた株式会社ビジュアルアーツのゲームブランドKeyと、「アナザーエデン」「消滅都市」などのスマホゲームを展開する株式会社ライトフライヤースタジオによる共同作品です。

本作品ヘブンバーンズレッドは、地球に現れた敵対生物キャンサーと少女たちの戦いをコマンドバトルで操作しながら、ストーリーを進めていくというスタイルになっています。

世界観とストーリー

謎の生命体「キャンサー」に襲われた地球は危機に瀕していた。「キャンサー」にはこれまで人類が生み出してきた兵器による攻撃が一切通じず、撃退する術を持たない人類は、敢えなく敗退した。土地は放棄され、様々な国が戦禍に消えていった。今では陸地の大半は「キャンサー」の支配下である。

人類に残された時間は少なく、絶滅も覚悟したとき、ひとつの新兵器が開発された。それこそが決戦兵器「セラフ」。それを装備した者だけが「キャンサー」に効果的な打撃を与えることができた。人類は「セラフ」を操る術を手にした者たちをかき集め、最後の希望を託してセラフ部隊を設立した。「セラフ」を操れる者はひとつの共通項を持っていた。何かしらの才能を持った少女たちであることだ。茅森月歌もその一人。彼女もまたキャンサーとの戦いに身を投じていく。

ヘブンバーンズレッド公式サイトより

基本的な舞台設定は、いってしまえば「よくある」ものです。地球上にキャンサーという脅威が現れ、唯一の対抗手段として少女たちが立ち向かいます。

ですが本作品の魅力は、ノベルゲームのように選択肢があり、キャラクター同士の様々な会話を楽しめる点です。物語が大きく変わるほどの選択肢は今のところ見受けられませんが、会話のレパートリーはものすごく多いです。

また、この作品はギャグテイストがとても強いです。特に、序盤はほぼギャグパートです。ここがかなり評価の分かれるところになっているのですが、ある人は「寒い」ある人は「面白い」です。こればかりは自分自身で確かめるしかありませんね。

ですが、さすがKey作品だけあって、泣ける要素も盛り込まれています。気になった方はぜひ進めていただきたいですね。

また、本作は豊富なキャラクターが登場しますが、各キャラとのサブストーリーも用意されていて、なかなか読みごたえがあります。主人公が一緒に入浴することも選択できるので、(ギャラリーはありませんが)そちらも面白いです。

※2022年3月4日追記:新章にてお風呂でのギャラリーが一部追加されました。

グラフィックス

あくまでも個人的な意見ですが、2DデザインはかなりGood です。一方、3Dデザインは少し違和感を覚えるところもあります。キャラの表情が少し変になることががあるんですよね。

戦闘中のアクションに関してのグラフィクスはそこまで気になりませんでした。ふつうに楽しめると思います。各キャラクターの固有スキルのエフェクトはかっこいいです。

全体的に不快感を覚えるほどではなく、特に一枚絵は美麗なので総評としては〇だと思います。

キャラクター

プレイヤーが操作できるキャラクターはとても多く、属性も多岐にわたっています。とても可愛いですし、一人は必ず刺さるキャラがいることでしょう。

一方、敵対生物キャンサーのキャラデザは可もなく不可もなく、といった感じでしょうか。「カッコいい」と思ったのは今のところ1キャラだけです。

ですが美少女を楽しむのがメインですし、問題はないでしょう。気になる方は、公式サイトから各キャラクター紹介をご覧ください。

また、このゲームの大きな魅力として、「全編フルボイス」が挙げられます。メインストーリーはもちろん、サブストーリーもボイス付き、さらには「こんなとこまで!?」と言いたくなるようなマップ移動時の小さな会話までボイスが入っており、本気が伝わってきます。

皆さん演技も上手で、聞いていてとても楽しい気持ちになるのも素晴らしいですね。

戦闘システム

戦闘システムは、よくあるターン性のバトル。通常攻撃、スキル攻撃、スキル回復、スキルバフ、などがあります。スキルは各ターンたまっていくスキルポイントを使うことで発動できます。

オート機能、倍速機能はありますが、倍速は2倍まで、スキル演出カットインは今のところありません。ですが、このゲームのオート機能は高く評価されていて、その理由は、「省電力で他のアプリを開きながら周回してくれる」からです。放置系ゲームではないのに、この機能が備わっているのはとてもポイントが高いですね。

細かいシステムとして、味方も敵もHP,DPという二種類のゲージがあり、まずDPを破壊して、それからHPに攻撃を与えていくことになります。人によっては煩雑、人によってはやりがいがあるといったところでしょう。

プレイヤーは前衛と後衛に各3キャラ、計6キャラをパーティに編成します。攻撃を受けるのは前衛キャラだけなので、DPが割られそうになったら後ろに下げる、などある程度操作性が必要になります。めちゃめちゃ戦略的なゲーム、というわけではありませんが、そこそこの戦略は必要ですね。

また、敵味方ともに属性があり、いわゆる単色パーティでは勝てないことも多いので工夫が必要です。

ガチャ

ソシャゲの一種ですので当然ガチャもあります。ガチャは最高レアリティの排出率が3%(おそらく)ですが、引くための石の配布は少し渋め。今はリリース直後なのでいろいろともらえる要素がありますが、今後どうなっていくかでユーザーの不安が高まりそうです。

最高レアリティがかなり強く、また複数キャラ必要になってくるのでリセマラを強くおすすめします。

リセマラのやりやすさはかなりユーザー目線で、いちいちアンインストールしたりする必要はありません。

音楽

このゲームの最大にして最高の魅力の一つが、音楽です。

とりあえずこの曲を聴いていただきたいのですが、これだけで良さがわかると思います。このような素晴らしい曲の数々が、戦闘中やストーリー中に流れるので、それだけでプレイしてよかったと思えることでしょう。

歌っているのは、多くのアニメソングでおなじみの、やなぎなぎさん。その繊細かつ力強い歌声は聴く人を魅了します。

人によっては曲を聞きたくて戦闘を進められないという人もいるほど。本作の注目ポイントと言っていいでしょう。

その他システム

・ストーリーは何度でも振り返り可能なので選択肢も選びたい放題。

・ダンジョンやボス討伐などもあり、スタミナを消費して挑戦できます。(このスタミナは少し回復が渋い)

・同名の低ランクキャラを育てることで最高ランクキャラが強くなることもある(これは結構面白いです。詳しくは各攻略、動画を参照)

・各種イベント、イベントストーリーも解放される予定です。現在最初のイベントがプレイできますが、難易度はかなり高く、運営がどの層をターゲットにしているのかはいまいちわかりませんね。

・ロードがかなり速いです。僕の使っているスマホは5G対応のgalaxyS20ですので、古い機種を使っている場合どの程度かはわかりませんが、マップ移動、戦闘切り替えなどのロードはかなり快適です。

・容量は、現在自分のデータでは5Gです。これが大きいか小さいかは、人それぞれでしょう。

改善してほしい点

今のところは、大きくストレスがたまるポイントはないほど完成度の高いゲームになっています。もちろん、ストーリーや戦闘システムは人によって好みがあると思うので、万人におススメすることはできません。

ですが、Key作品が好きな方、あるいはアナザーエデンなどをプレイしたことがある方、音楽、キャラに魅力を感じた方は一度インストールしてみて損はないと思います。

強いて改善点を上げるとするならば、やはりガチャをもう少し引けるようにしてほしいですね。一応ピックアップキャラ(イベントキャラ)は天井が設定されているのですが、200連です。(もちろん課金すれば問題ありませんが)

また、難易度設定も今後どうなるかによって不満が出るかもしれません。現在は「絶対欲しい」というキャラが個人的には1キャラですが、今後参入する予定の新規ユーザーにやさしいゲームになるのかどうかは、今のところわかりません。

総評

音楽、ストーリー、キャラ、システムなど、作りこみはかなり高水準。今後ユーザーの声を反映しつつさらに良いゲームになっていくと思うので、少しでも興味を持った方はとりあえずチュートリアルをプレイすることを強くお勧めします!

終わりに

というわけで、今回は新作スマホゲームヘブンバーンズレッドについて、始めようか迷っている人に魅力をまとめてみました。

それではまた。

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