インハイを終えて、猪鹿蝶は… アオのハコ最新25話、感想&ネタバレ

アオのハコ

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アオのハコ 25話

インハイを終え、季節は夏。
大喜は敗北に落ち込むー
暇もなく、定期テストの時期を迎えていた。

大会まっしぐらだった大喜は当然テストにてんやわんや。

そして、同じく雛もあたふたしていました。

ですがさすがスポーツ校、テスト期間中もしっかり練習があります。
大喜、雛、匡が体育館へ向かうと、そこには既に練習を始めていた女バスがいました。

「おれたちも負けてられんな!」
そう気合いを入れて練習へ駆け出す大喜。

一方、残った匡と雛は、そんな空元気ともとれる大喜の様子を見つめています。

やっぱり落ち込んでるよね…
この前の県予選で負けて
本人は想像もしてたみたいなこと言ってたけど
千夏先輩はインターハイ決めたんだし…

先輩とは話せてないみたいだな。テストと部活のすれ違いで。
おめでとうとは言ったらしいけど

そっか

(ここで喜べるようなやつでは無いんだよな)

ま大喜なら大丈夫だって
何があってもすぐ回復するのがあいつの長所なんだし

そうだよね

それぞれがそれぞれを気遣いながら、そう会話を交わす二人でした。

そして、バド部では大会の報告会。
針生先輩がインハイに出場したのを讃え、気持ちを新たにするために目標を書いて部室に張ることに。

匡が剛毅果断、針生先輩がインハイ優勝、などと書くなか、大喜が書いたのは

「スマッシュの精度をあげる」


一つのことにむかう、その大喜の真っ直ぐさは失われていませんでした。

そして家では必死にテスト勉強。
けど、千夏先輩はインハイに向け遅くまで練習しているので、大喜よりも帰りが遅くて。

自分が勉強しているときに聞こえる「千夏ちゃんお帰り」
という声に、否応にも俯いてしまう大喜。その背中は悔しそうで、苦しそうでした。

と、色々な想いを抱えつつも、なんとかテストが終了。盛り上がるバド部員が「打ち上げ行く?」と話すなか、大喜は一人家へ帰ります。

頭いてえ…これ熱あるやつだ
千夏先輩には、絶対移さないようにしないと…

どうやら、体調が悪かった様子。
親もいないので家に一人、体調が悪く。考えてしまうのはインハイのこと。
千夏先輩は勝ったこと、自分は負けたこと。スマッシュが入らなかったこと。先輩が応援してくれていたこと。

頑張っても届かなかった事実。

思わず口からでてしまったのは、
俺ってかっこわりぃ…

「そんなことないよ」
「お疲れ様」

そこに現れたのは、やっぱり千夏先輩でした。

感想

はい、と言うわけでテストも描きつつ溜め回でしたね。

今回は先輩の試合のハイライトやってくれるかなー、とも期待しましたがありませんでした。

地味に所々ある、小ネタ(今回だと、ファイト!ファイト!fight!誰だネイティブな奴)
とかクスリと出来て良かったです。

さすがに大喜、今回の話で回復!してることはないと思っていましたから、等身大に心理描写できていたと思います。

学校や友達の前では元気に振る舞って、テストという打ち込めることもあって。

でもそれが終わって体調も悪くなって、やっぱりインハイを思い出して。

そうだよなぁ。って思わず思ってしまいました。

そして最後に千夏先輩ですよ。もうこの人ズルいですよ。

雛と匡の会話で、匡が「千夏先輩とギクシャクしてる大喜」という状況に喜ぶ雛じゃない。と評していました。
雛もいい子なんですよマジで。ライバルが上手く行ってなくても「よっしゃ」何て言いません。

ところで相変わらず匡君の察しスキルが高すぎる。読者のために雛をあげています。

やっぱり、先輩が同じ家に住んでるのが、圧倒的アドバンテージ過ぎます。
普通は男女逆だけど、弱っているところに駆けつけるってズルいですよ。
雛可哀想ですよ。泣きますよ。

次回、先輩は何を言うのか。あと今後大喜のバド描写はどうしていくのかも気になりますね。もち論先輩のバスケも。

とにかく、次回の千夏先輩の爆発に期待です。大喜完全に落ちちゃうんだろうなぁ。。
雛、応援してます!

それではまた次週。

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