今週もアオのハコのネタバレあり感想考察を書いていきます。
前回のお話はこちらから!
37話「もしもーし」
夏祭りも終わって。猪俣家の朝の様子。
千夏先輩が食卓へ起きると、そこに大喜の姿はありません。
「大喜君起きてるんですか?」
「走りにいったわよ。この前の練習会で、練習不足を痛感したからって。」
大喜のお母さんのその言葉に、どこか嬉しそうな千夏先輩でした。
さて、場面は体育館。
バスケ部は千夏先輩、バド部は針生先輩と大喜。新体操部は雛。
このアオのハコで、それぞれが汗を流しています。
バド部の休憩中。朝走りに行った大喜はお疲れの様子で、居眠りをしていました。
そこにやってきた千夏先輩。
「大喜君?寝てる?」
―朝も走ってたんだもんね。…ジャージ抱きしめて寝る派なんだ
「もしもーし。いのまたくん。」
「この前聞きそびれたことがあるんだけど。」
「蝶野さんと、付き合い始めたのですか?」
「回答によっては同居人として心持ちが変わるんですが。」
―二人で花火大会に行くってことはそういうことだよね。蝶野さんは大喜くんのこと好きなわけだし。
「それならそうと言ってくれればいいのに。『みんなで』なんてウソつく必要ない。それなら私だって…」
「噓つかれるのは、寂しいんだからね。」
大喜はぐっすり眠っていて、気づかない様子。その間に、千夏先輩は去っていきました。
そして、ついに。
「行ってきます。」
千夏先輩の、IHが始まろうとしていました。
37話感想
まずは体育館全体の作画。かなり力を入れているのが伝わってきます。いいですね。
さて内容ですが、今回はやっと千夏先輩の心情が吐露されましたね。「寂しい」と今までで一番ストレートに描写されています。
雛と二人きりだったところを目撃したら、確かに「付き合ってる」と思うのも無理はないです。
「蝶野さんは大喜くんのこと好きなわけだし」も、前の病院での会話から読み取ったのでしょう。
となると問題なのは、「寂しい」の意味です。
一つ目は、単に「嘘をつかれた」ことが寂しい。という解釈。
二つ目は、「蝶野さんと付き合っていた」ことが寂しいという解釈。
今までの話を総合すると、特に花恋さんとの会話や、(第35話参照)「一つちょうだい」などを踏まえると(そのお話はこちら参照)、やはり大喜に恋愛感情を寄せているのではないでしょうか。
千夏先輩は大喜と雛が付き合っていると勘違いしたまま出発するIH。果たしてどんな結末が待っているのでしょうか。あっさり流されそうな気もしますが…
大喜、針生先輩らバド部の成長も注目です!
それでは、また次週。
次のお話はこちらから!
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